かぼちゃは煮物にするもの。そんなイメージが変わったのは、コリンキーという”かぼちゃ”のおかげでした。
サラダで食べられるフレッシュな”かぼちゃ”。今日はその魅力をご紹介します。
栽培体験
今年初めて栽培を始めたコリンキー。小さな菜園スペースに2株、そしてプランターへ1株の合計3株で育てています。
種は2月にポットへ蒔いて、大切に見守ること1週間で発芽。そこからさらに防寒対策をしながら育てると2か月ほどで最初の花が咲きました。雌花でした。
雄花が咲いたら、受粉を手伝います。自然任せでもよかったのですが、せっかちな私は開花を見るや否や受粉をします。

受粉成功すると実が少し肥大しますのであとは見守ります。
発見
コリンキーの面白いのは、収穫のタイミングによって食感や風味が変わることです。
早めに収穫したものは皮も柔らかく、種もまだ膨らんでいないので、皮も種もすべて食べられます。
一方で、やや遅めに収穫したものは、皮や種は固くなり食べられませんが、実のコリコリした食感を楽しめます。
自家栽培の魅力は、これらを都合よく収穫できるという点です。同じコリンキーでも2種類あると、料理としてより豊かな表現ができます。

これは初めて収穫したコリンキー。
状態は、完熟して皮は固いです。
(収穫タイミングが分からず、もっと大きくなるのでは?と観察していたら完熟しました)

こちらは2つ目に収穫したコリンキー。
これは皮も種も食べられます!
次回からは皮の色で判別できますね。
サラダで楽しむ

写真は、天草・崎津のレストラン「シンフォニー」で出してるコリンキーを使ったサラダです。
上に振りかけた細くて濃い黄色の食材は、1つ目のコリンキーでポリポリ食感を楽しめます。
そして、三角の形で薄い黄色は2つ目のコリンキーで、サクサクジューシー食感を楽しめます。
比較的簡単に育つサラダかぼちゃのコリンキー、ご家庭でも是非挑戦してみてください。
一皿を大切に、育て、仕込み、盛り付け、提供する。そんな料理を心掛けています。機会がありましたら是非お訪ねください。
・ご紹介したコリンキーを使ったサラダはランチで提供しているものです。
・自家栽培の野菜を使ったディナーコースについてはこちら。